No.
1号1998.3
2号1998.10
3号1999.1
4号1999.7

1999.11

2000.5

2000.7

2000.11

2001.3
2001.7
2001.11
2002.4
2002.7
14


2001.7

 最近各地でコカリナのサークルが活発になり、又、個人の愛好家の方も技術がグンとアップし、その方達から「CDを作りたい」という話が聞こえてきます。
 日本コカリナ協会はそんな皆さんのCD作りを、積極的に応援して行くつもりです。CDを通 じてコカリナの輪がまた広まって行くでしょうし、コカリナの色々な方達の演奏が聴けるということは、とても楽しいことです。ただ、以前は業者でしかできなかったCDが、質さえ問わなかったらCDーRなどで家庭でも簡単に作れるようになってしまったため見過ごされてしまっていますが、CDという形になった時、さらにそれを販売されるとき、この日本の国には著作権法を始め様々な法律があり、それを犯してしまうことがあります。たとえばコカリナ演奏でよく使われる曲「さんぽ」や「もののけ姫」などを、コカリナに合った良い曲だからということで、勝手にCDに入れたりすると、たとえ販売目的でなかったにしても日本著作権協会から、著作権法違反で告発されます。厳しいときは作ったCDを全部没収され、罰金まで払わなければならない場合があります。また、もし著作権協会の目には触れず告発は受けなかったとしても、これは社会的道義に反する行為で、多くの音楽愛好家の皆さんから顰蹙(ひんしゅく)を買い、コカリナという楽器のイメージを損ない、他のコカリナ愛好家に迷惑をかける事になります。これはギターなど誰でも知っていて何万種類というCDが出されている楽器のCDを、ご自分で出されるのとはちょっと違います。コカリナはまだまだ成長期にある子どもです。愛好家の皆さんが大切にイメージを守ってくださる事を必要としています。
 そして、この国には著作権法以外にも、商標法、意匠法など様々な法律があり、知らないウチにそれらに触れてしまう場合があります。これまでCDがCD業者(工場)でしか作ることが出来なかった時代は、業者が責任を持ってそのあたりを厳密にチェックし、CDを作りたいという方を指導していました。ところが家庭でCDーRで作ったCDをそのまま販売されたりしますと、チェックするところがどこにもなく「違法商品」がそのまま世に出てしまいます。日本コカリナ協会ではそんなことが起こらないよう、コカリナのCDを作りたいと思われている皆さんには、丁寧にご指導・ご説明を差し上げています。
 幸いにも協会の理事には、レコード会社関係の方にも入っていただいております。また愛好家の中には法律の専門家もいらっしゃり、様々な問題に対応できるようになっております。
 コカリナのCDを作られる場合は、必ず協会にご相談下さいますようお願いします。「そんなに面 倒ならコカリナのCDなど作らない」などと言わず、これらの困難を乗り越えてこそ、社会的にも認められた「良いCD」ができます。
 皆さんのコカリナの音色がCDになって、日本中に響き渡りますよう祈っております。
                  日本コカリナ協会 出版相談係


フェスティバル情報

全国のコカリナファンの皆さん、こんにちは。
この夏もさわやか志賀高原で、
コカリナフェスティバルを開催します


 夏休みを利用しての親子参加、自慢の演奏発表をしたい合奏団、大自然の中でただただ遊んでみたい人、大人も子どもも大歓迎です。50名ほどの実行委員が、「今年はどんな風にやるかなぁー。5回目だし面 白くしてーなぁー。」などなど、企画中です。詳しくは、同封のチラシをご覧の上お申込みください。
 志賀高原から生まれた小さなコカリナも全国に広まり、また、アメリカのソルトレイクシティーにも広まり、この度、アイルランドまで広がろうとしています。
 私たちが、1998年オリンピックの時、自然との共存を訴えて、「コカリナよ、志賀高原から世界へひびけ」と、大きすぎる夢を掲げましたが、それが叶いつつあります。こんな喜びを、皆さんとともにあじわいたいものです。          第5回コカリナフェスティバル実行委員長 須田紀弘

 

森と水とコカリナと
−コカリナフェスティバルin奥伊勢−


 日本屈指の多雨地域大台ガ原を源にする清流宮川。そして宮川とともに育ってきた森の木たち。ここ奥伊勢・宮川村で、近畿・東海地区で始めてのコカリナフェスティバルが開かれることとなりました。
 フェスティバル会場は、森の中にある奥伊勢フォレストピアの特設屋外芝生ステージ(雨のときは、宮川小学校の木造体育館)。この会場は、決して立派なものではありませんが、きっとコカリナは気に入ってくれるはずです。また、夜の交流会では満天の星空のもと、森の虫たちのコーラスをバックにコカリナを奏でるのもステキでしょう。2日目のメニューは、植樹体験・森の中の体験など、山村ならではのものです。宿泊施設は、ちょっぴり贅沢です。と、こんなフェスティバルを準備しています。
 始めてのことばかりで、戸惑うことも多いでが、奥伊勢・宮川村で、いまコカリナが芽吹きました。宮川の育てた森の木々のように、コカリナをみなさんとともにゆっくりと大きく育てていきたいと思っております。ゆったりとした時間を過ごしに、奥伊勢・宮川村にお越しください。お待ちしております。                     実行委員長 左近淑人


第2回東京コカリナ・フェスティバルによせて

                理事長 小澤英雄

 昨年12月に初めて首都圏のサークル合同で「東京コカリナ・フェスティバル」が開催され、大成功に終わりました。
 志賀高原で始まったコカリナ・フェスティバルは、東京や近畿・東海に飛来し、しっかりと芽吹き出しました。
 その後、参加サークルは大変元気になり、第2回もやろうということで今、27サークルで来年1月12日開催の準備が始まっています。 1回から2回へ向けて大きな変化があります。 @ 各サークルのご近所で「身の丈」コンサートを積み上げて合流しよう
A サークルを一回り大きくたくましくしよう
B 新しくサークルを作って合流しよう
C できるところから「プレ・コンサート」をしていこうということです。
 各サークルは新しい会員を迎えて活動が広がり、9つの新しいサークルが江東区、品川区、町田市、都庁、草加市、越谷市、横浜市、海老名市、藤沢市で生まれ、町田、品川、藤沢では250名〜500名の下記の「プレ・コンサート」をして合流してきます。
現在決定しているプレ・コンサートは
  9月7日(金)東京・町田
          町田フォーラム  19:00〜
 10月27日(土)東京・品川
          六行会ホール   13:30〜
 11月27日(火)神奈川・藤沢
          湘南台文化センター 時間未定
  首都圏は、都会です。豊かな自然が身近に少ない地域です。そういう所にこそコカリナの木の音色、優しい響きが求められていると思います。 生きずらい都会で一生懸命生きている子ども達へ、大人達へとどけ!コカリナの響きを!


サークル紹介

きれいな音を求めて
            東京中の みすずコカリナ倶楽部
                       脇坂 昭典


 長野五輪で白馬に向かう途中、立ち寄った長野の駅頭で聴いたコカリナの音色に魅せられ、黒坂先生に弟子入りしました。雪山の好きな私は、山の頂上でこの笛を思いっきり吹いてみたいと思いました。それから5年、みすずコカリナ倶楽部もできました。会員は40歳から75歳。1度も楽器に触れたこともなく、音符にも縁のなかった人もいますが、今ではレパートリーも増え、それぞれにコカリナを楽しんでくれています。昨年は地域の音楽会・老人会の芸能祭等に参加して、大勢の皆さんにコカリナの音色を聴いてもらうことも出来ました。11年には、山梨県の石和の病院で療養中の友人を見舞い、近くの郷土館でコカリナを吹いたのが縁で、隣の春日居町郷土館主催―わが町の歩み戦没者遺影展―のイベントにも招かれ、鎮魂の曲を演奏する機会にも恵まれました。小さいが、大きな可能性を秘めたコカリナは、友達との心をつなぐ花のリボンです。黒坂先生のあの透き通 る様なコカリナの音楽に近づく努力を続けながら、皆さんと一緒に努めて行きたいと思っています。


海老名おやこ劇場感想文より

6月7, 8日神奈川県海老名おやこ劇場で「黒坂黒太郎コカリナコンサート、被爆樹が歌う」が持たれました。 これは日本コカリナ協会の企画制作、によるコンサートでした。黒坂氏とともに地元のコカリナサークルの皆さんも登場コンサートは大成功。沢山の感動のメッセージが主催者、そして協会に届けられました。

● 最初は被爆樹からあんなに美しい音色がでるとは思いませんでした。ほかのコカリナもきれいだったけど、そのコカリナは特別 きれいなように思えました。今日はステージでコカリナを吹けてよかったです。だけどやっぱり黒坂さんは「うまい!」と思いました。
                  (小6 小泉 貴明)

● 最初はたいくつだな〜と思いましたが、コカリナやハープの曲が流れてくるにつれて楽しくゆかいな気持ちになりました。ぼくが気に入ったのは「木立をぬ ける風の音」です。とても感動しました。それから発表のときはすごくきんちょうしていましたが、発表が終わるとすごくさわやかな気持ちになれました。コカリナには不思議な力があるんだなぁーと思いました。コカリナ最高!
                  (小6 松下しゅん)

● 大自然の神秘を感じる不思議なコンサートでした。コカリナの美しい音色は木の精霊の歌声のように澄んでいて心にしみました。黒坂さんご夫婦の心の暖かさが伝わり「一本の樹」の手話をまじえての歌も心に残りました。広島の原爆で焼けた木からあの美しい音色が出ること、自然の力が平和を呼びかけているように感じました。ほっとする空間と楽しい時間をありがとうございました。
                 (柳下 朝子)

● 本当に感動しました。音楽をこんなに心で聴いたのは久しぶりだと思います。耳で聴く音楽なら今はどこにでもあふれているけど、心で聴ける機会ってあんまりないと思います。黒坂さんのコカリナも奥さんの唄声もみんなをやさしく毛布で包んでくれるみたいで自然と目頭が熱くなってしまいました。2人の温かい心に癒されて幸せでした。
                  (中島 さやか)



製作者紹介
 大和隆道さん


  コカリナは不思議な笛ですね。  コカリナを作り初めて2年半になりますが、今だ アーカイナ コーカリナ の毎日です。 でも、だんだん良い音になって来ていると自分では思っています。  私は長い間ヨット ボ−ト カヌ−などを作って来た船大工です。  色々な木とも出会って来ましたが、材料は使う寸法より割れしみ腐りなど考えて、大き目に取ります。しかも一番良い所をです。最後切り落とす時もったいないなと、何時も思っていました。
 飯能市で制作講習を受けてから、中古の旋盤を買ってきてコカリナを作り始めました。先ずコップの丸棒 ほぞに使う細い丸棒 何本もノギスを頼りに削りました。 最初は夢中でしたが、慣れて来るとつい考え事をしていて機械を止め忘れ ガリガリガリ・・・何本もバイトをオシャカにしました。飯能市で見た黒坂さんの旋盤も、四本ツメのチャックが3本しかなかったのを思い出し、さては彼もとうなずいたものです。
 最初の1本目にほぞを入れ、吹く時の気持ちは忘れられません。講習の時もらった見本のコカリナと吹き比べながら、あっちを削ったりこっちを削ったり、最後は風邪をひいてしまった コンコンコカリナが何十本もできてしまいました。
 木は手に入っても、すぐコカリナにする事は出来ません、乾燥が必要です。あっちに切り倒された桜あればトラックをとばしこっちに、いらない木あれば行って...のこのごろです。製材所へ行っても、杉・桧など針葉樹や輸入材は有っても、カエデ・ミズメザクラなどは何処にもありません。昔は何処にでも有ったそうですが....
 先日、同じコカリナ製作者で津の鈴木さんに会ったら、「最近コカリナを作るのに時間がかかるようになってしまった。」と言っていました。私もつい「おれもそうなんだよ」と言ってしまいました。
 そうです コカリナ1本当たりの制作時間が長くなっているのです。良い音を、良い音を、と欲張っている為時間がかかってしまうのです。強く吹いても弱く吹いても引っ繰り返らず、澄んだ良い音を求めているのに、その公式が見付からないのです。  天候や気温によってもコカリナは気まぐれです。 コリャ駄目だとほっておいたコカリナをたまたま吹くと良い音が出たり、これは1番と思っていたのがかすれてしまったり、又 冬作ったコカリナを夏吹くと少しキ−が上がっていたりします。キ−を合わすのは、吹く人の耳でというのは制作する者として気になります。
 コカリナ製作者もだいぶ増えた様です。いろんな悩み すばらしい公式をお持ちの方が沢山いるのではないでしょうか? 交流の場があれば顔を出してみたい、そしてコカリナがもっともっと良い物になればとおもいます。

協会よりお知らせ

●原稿募集
  交流の場の1つとして利用下さい。800字程度、紙面上、手を加えさせて頂く事もあります。皆様からの活気あふれる投稿・写 真をお待ちしています。

団体調査表
 サークルを作って活動されているみなさん、まだ調査表をお出し頂いていない所はお出し下さい。調査表が手元にない場合は、協会へご連絡下さい。仲間とのふだんの活動や個人的な事などコカリナに関することなら何でも結構です。


編集後記

●夏ですね。  
 コカリナフェスティバルですね。  
 志賀高原で、奥伊勢でお会いしましょう!! (K)

●東京は雨が降らないうちに梅雨明けとなってしまいました。
 暑さに負けて心まで渇いてしまわないようにしたいものです。(I)

●役得で椿・杏・一位・ 、色々な材質のコカリナと巡り逢っています。製作者の方々の思いと個性が光ります。ご希望の方は津田までご相談下さい。

●今年度はコカリナフェスティバルが3カ所で開催予定。先日行われたコカリナサークル交流会といい、日々充実した活動が作られて楽しみが増えました。(O)



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