コカリナとは
皆さんは、木だけで作られた
小さくてかわいらしい形をした
コカリナ
という 楽器 をご存じですか?
![](https://www.kocarina-k.or.jp/wp-content/uploads/kocarina-topphto.jpg)
コカリナはもとは
「桜の木のオカリナ」
と呼ばれた
東欧ハンガリーの露店で
売られていた 木の笛 でした
その木の笛はハンガリーでは
あまりメジャーな楽器ではなかったようです
現在、コカリナの第一人者として
活躍している 黒坂黒太郎 が
東欧ハンガリーと交流する中で出会い
この笛の「音色」に
強く心を惹かれたのです
その後、日本の木工職人さんたちと
研究に研究を重ね
試行錯誤を繰り返しながら
音程・音色を安定させて
精度の高い楽器として完成させました
![ソプラノコカリナ](https://www.kocarina-k.or.jp/wp-content/uploads/sale-soprano-e1621298360115.png)
黒坂黒太郎はその小さな木の笛を
「 コカリナ 」
と命名しました
それは「木で作られた小さなオカリナ」
ということに由来しています
1995年 のことです
コカリナは前に4つ、後ろに2つ、
合計6つの穴しか開いていません。
左右6本の指だけ
それも動かしにくい
薬指や小指は使いませんので
小さなお子さんや、高齢の方まで
幅広い世代の方が楽しむことができます
簡単な曲であれば、数日で
マスターできることから
今では国内に数万人の愛好家がいます
小さいコカリナは ポケットに入れて
首にぶらさげて
どこへでも持っていき
吹くことができます。
![コカリナを首から下げた様子](https://www.kocarina-k.or.jp/wp-content/uploads/kocarina-neck.jpg)
コカリナの生みの親、黒坂黒太郎は
コカリナの音色を
「木の中を風が通り抜ける音」
と表現しています
「これほどまでに木の持っている
やさしさを表現できる楽器はない」
「木の妖精が歌っているようだ」
と森林を保護する人々
アウトドアスポーツをする人々にも
人気があります
環境と音楽が結びついた
今の時代にマッチした楽器でもあります
現在、改良が加えられ
胡桃や桜、杉、椎の木など
様々な種類の木で
様々な大きさのコカリナが開発され
多くの愛好家によって全国各地で
豊かな「木の音色」
が奏でられています。
![](https://www.kocarina-k.or.jp/wp-content/uploads/IMG_7780a-700x525.jpg)
音色を聴いた人を魅了する木の笛
コカリナ
木が奏でる優しい音の世界を
感じてみませんか?
![](https://www.kocarina-k.or.jp/wp-content/uploads/コカリナ20230413②a-300x300.jpg)
公開日:
最終更新日:2024/02/08