日本コカリナ協会

コカリナが奏でる優しい木の音色

   

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中越地震(2004年)の支援活動

      2020/12/18

中越地震(2004年)の支援活動

中越地震で被災した方々の「仮設住宅では眠れない」という声を聴き、
被災者に寄り添い、ともに乗り越えていけるよう
被災地への「やすらぎと励まし」の音楽CD「明日は味方」を、
黒坂黒太郎とNHK交響楽団ハーピスト早川りさこ氏が作りました。

でもこのCDがあっても、聞くためのCDラジカセが無いのではと、
全国のコカリナ愛好家の協力を得て、
CD「明日は味方」とCDラジカセをセットにして仮設住宅と希望者に送りました。

コカリナの仲間たちが雪深い仮設住宅を1件1件周り、手渡しで配りました。

また、被災した山古志村(当時)の山古志小学校の
校門の横にたっていた木からコカリナを製作し、
山古志小学校の子ども達に送りました。

その後も山古志との交流は続き、子ども達はコカリナを吹き続けてくれました。
山古志小学校の子ども達の文集をもとに黒坂編詞・作曲した歌「ありがとう」が作られ、
今も山古志小学校の子ども達によって歌い継がれています。

「ありがとう」歌碑

 

なお、「ありがとう」は2009年新潟国体の開会式で全員合唱されました。

中越地震のコカリナの支援活動は、国土交通大臣より表彰されました。

 

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