奇跡の一本松の布マスク(熊本豪雨災害支援)2020年
2021/09/09
奇跡の一本松のマスク
このマスクは陸前高田市で東日本大震災の津波に耐え、たった一本残った陸前高田市の「奇跡の一本松」を保存処理した際に出た木くずを原料に使った布で作られています。
日本コカリナ協会は東日本大震災の後、陸前高田市、および「奇跡の一本松」の所有者である日本ユースホステル協会のご協力のもと「奇跡の一本松」の枝をコカリナにし、演奏する活動を行ってきました。
また「木を布にする技術」を持った大阪の織物業者さんのお力をお借りし、「奇跡の一本松」の中をくり抜いたときに出た木片を布にし、それを纏い、カーネギーホールなどで演奏してきました。
そしてこのたび、その布からマスクを作ることができたのです。
日本コカリナ協会では、マスクを販売した収益で、熊本を襲った豪雨災害の皆さまに「災害に負けないで」の思いを込めてこのマスクを贈らせていただきました。
あの大津波に耐えた「奇跡の一本松」は、多くの人々に元気を与えてくれることと思います。